「モデルになるにはどうすればいい?」
ファッション業界を彩る、モデルというお仕事。華やかに着こなして颯爽と歩く姿、憧れますよね。
このモデルという職業につくには、「普通に学校を卒業して就職」とはちょっと違う?ということは、うすうすお気づきかもしれません。
ではどうすればモデルを目指せるのでしょう。
今回のトピックスはこちら。
- モデルになるための方法
- モデルになるための条件とは
- モデルになるための進路選び
この順番で解説していきます。
では早速まいりましょう!
モデルになるための方法
まず、大前提としてのお話からいきます。
特にモデルに特化した事務所のことは「モデルエージェンシー」とも呼ばれます。
ところでこの「所属」というのは、一般にいう「就職」とは少し異なります。「就職」というのは決められた時間働くことで、決まったお給料をもらえる働き方です。
一方、モデルは事務所に「所属」するだけでなく、そこからモデルとしての仕事をつかみ取ることで、初めて報酬が発生します。この違いはあらかじめ押さえておきましょう。
さて、こうした事務所に所属するための方法は、大きく分けて2つあります。
- スカウトされる
- オーディションに合格する
街でスカウトされるのを待つのも1つの方法ですが、それがいつになるか全く読めないのがネック。
それに、スカウトされたは良いが、実は怪しい事務所だったなんてことも…
このように考えると、モデルを目指したいという強い意志があるなら、オーディションから事務所所属をめざす方が確実と言えるでしょう。
では、そのオーディションを突破するにはどうしたらいいのか。
オーディションの前に、モデル養成所で専門的なレッスンを受けられるのがおすすめです。
具体的にどんな養成所があるのかは、この後の「進路選び」のところで解説します。
モデルになるには条件がある?
では、モデルになるために必要となる条件はあるのでしょうか。例えば身長170cm以上ないとダメ、といったことですね。
身長制限も、オーディションによってはあるかもしれませんが必須ではありません。モデルになるために、分かりやすい肩書きや客観的な数値といったものはあまり関係がないのです。
唯一、年齢制限はよく設けられていますが、これも一律ではなくオーディションによりまちまちです。
このように、一律に判断できるような条件が無いのが、逆に難しいところかもしれません。
Check!
では具体的に、モデルになるにはどんな条件が求められるのでしょうか。
「身長に制限はなくても、やはり高い方が有利?」
「体重はやっぱりやせていないとダメ?」
こんな疑問にもお答えしていきます。
- 顔立ち・顔の大きさ
- 身長
- 体重・体型
- モデルスキル
- 個性
- 自己管理力
この6点を順番に見ていきましょう。
顔立ち・顔の大きさ
人の印象を大きく左右するのが、顔です。顔立ちは整っているに越したことはありません。
ですが、それよりも大切なのは「人を惹きつける」ような表情ができるかどうかでしょう。人気モデルはそれぞれ個性を持っていて、目力もありますよね。
それから顔の大きさですが、活躍されているモデルを見てみると、やはり小顔の方が大半です。
とはいえエラが張っていたり、アゴがしっかりしている方もいらっしゃいます。それに顔の大きさは身長とも関係しますので、全体のバランスで見ていくことが大切です。
身長
実は、過去には「モデル=高身長」だった時代もあることは事実です。ですが、最近では必ずしも高身長でなくても活躍できる時代になってきています。
ここに、第一線で活躍されている人気モデルの身長を何人か挙げてみましょう。
モデル | 年代 | 身長 |
冨永愛 | 40代 | 179cm |
ローラ | 30代 | 165cm |
藤田ニコル | 20代 | 167cm |
池田美優 (みちょぱ) | 20代 | 164cm |
香音 | 20代 | 157cm |
パリコレでも活躍する冨永愛さんは、さすがの高身長ですね。ですが他の方はみな170cm未満です。
160cm台前半、150cm台で活躍している人気モデルもたくさんいらっしゃいます。モデルがちょっと身近に思えてきたのではないでしょうか。
とはいえ、確かに女性の平均身長よりは高めの人が多いようです。その方が色々な服に対応しやすくなるというところで、有利に働くことはありそうです。
体重・体型
例えば「やせている」「手足が長い」「首が長い」など、体重や体型についてはどうでしょうか。
確かにすらりとしているのはバランスがよく、モデルとして武器になりやすいです。ですが、それだけでモデルとして成功するとは限りません。
むしろ、見ている人たちが「カッコいいな」「自分も着たい」と感じてもらえるような、魅力ある着こなしができるかどうかの方が大切です。
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モデルスキル
モデルスキルの主なものには、ウォーキングやポージングなどが挙げられます。着ている服をいかに素敵に見せるか、といった表現力もモデルの腕の見せ所でしょう。
こうしたスキルは、あらかじめ自分なりに練習しておくと、有利にはなりやすいです。モデルになりたいという意気込みのアピールにもなるためです。
ですが、こうしたスキルは最初から完璧である必要はありません。テクニック的なところは、おいおいレッスンで習得していくことになりますので、ご安心下さいね。
個性
モデルは服を引き立たせることが使命ではありますが、モデル自身の個性も大切です。その他大勢に埋もれてしまうようなモデルよりも、個性が際立っていた方がファンもつきやすいでしょう。
個性は意外と知らず知らずのうちに、人からにじみ出ているもの。まずは自分の強みを知り、個性として伸ばしていくようにするといいです。
それから個性とともに大切なのが、人間力。
挨拶はもとより、周囲への気配りや礼儀正しさ。こうした1つ1つが、次の仕事へとつながっていきます。
自己管理力
そして最後は、自己管理力。
モデルは何かと人から注目される職業ですから、高い美意識を持って、自分をより高めていくための地道な努力が必要です。
特に体型を維持するために、モデル達は並々ならぬ努力をしているはず。体にいい食事を実践したり、運動を取り入れたり、また睡眠も大事ですよね。
油断すると体型が変わってしまったり、肌が荒れたりして撮影に影響してしまうことも。仕事でベストを尽くすために、普段からしっかり自己管理ができる精神力が不可欠なのです。
モデルになるための進路選び
専門の学校で学ぶ
1つ目は「専門の学校で学ぶ」です。一例として、モデルを目指せる学校を何点か挙げておきます。
ヒューマンアカデミー 夜間・週末講座
モデル・タレントコースが設けられており、夜間や週末を利用してレッスンを受けることができます。
東京服飾専門学校 モデル科
1年間でモデルとしてのスキル習得を目指すカリキュラム。2年目は他学科へ編入し、2年間で専門士の資格認定を受けることができます。
ほかにもモデルのことを専門的に学べるスクールは沢山あります。あなたの街にもあるかどうか、いろいろ調べてみるといいです。
モデル事務所直轄の養成所で学ぶ
2つ目は「モデル事務所直轄の養成所で学ぶ」。
モデル事務所や芸能事務所が直轄で運営しているため、プロの現場経験を織り交ぜながら、実践的に学べるシステムとなっているところが多いです。
アヴィラステージ
重盛さと美さんなどが所属する芸能プロダクション AVILLA直結の養成所。モデル・タレントコースで専門レッスンを受けることができます。
テアトルアカデミー
「nicola」専属メンズモデルの内田蓮さんなどを輩出している養成所&プロダクション。安心して通えるレッスン環境には定評があります。
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モデルを目指せる大学はあるのか
モデルを目指せる大学はあるのか、ということですが、実はモデルという職業に直結するような大学はあまり見当たりません。
大学は、ある分野について学術的に追究していく教育機関です。例えば演劇など「芸術」の分野をより深く学びたいという方には大学が向いています。
その代わり、大学とはまた別のところで、モデルとしての実践的なレッスンを別に受ける必要が出てくる可能性が高いです。
まず読者モデルを目指すという道も
大学でモデルを目指すのは難しいとしても、その一方で大学に通いながら読者モデルとして活躍している人もいます。まずはこの読者モデルからスタートするという道もあります。
読者モデルになるには、ファッション雑誌などが実施する「読者モデルオーディション」に応募します。また知り合いからの紹介で採用される人も。
読者モデルで経験を積み、力をつければプロのモデルとしての道も開けてくるかもしれませんね。
まとめ
今回は、モデルになりたいという方に向けて、モデルになるための方法・条件・進路などについて解説してきました。
改めて要点をまとめておきます。
■モデルになるには
- モデル事務所や芸能事務所への所属が必須
- 事務所に所属するための方法は、
ースカウトされる
ーオーディションに合格する - モデル養成所で専門レッスンを受けられる
■モデルになるための条件
- 学歴や資格は関係なし
- 人を惹きつける表情ができるか
- 顔の大きさや体型は全体のバランスが大切
- 魅力ある着こなしができるか
- 個性や人間力も大切
- 体型を維持する自己管理力も
■モデルになるための進路選び
- 専門の学校で学ぶ
- モデル事務所直轄の養成所で学ぶ
- 読者モデルからスタートする道も
モデルになるためには生まれ持った資質も影響しますが、これからの努力次第で道が開けていく可能性も十分にあります!
特に表情・表現力といった部分は、訓練することで伸びしろが大いに期待できます♡
一度きりの人生ですから、挑戦しないのはもったいない!憧れのモデルという夢に向かって、まずはレッスンを始めてみてはいかがでしょうか。