モデル活動をする、モデルを目指す上で欠かせないのがポーズのスキル。
ただ顔や手足を動かすだけでなく、撮影の内容に合わせてポーズを変えたり、現場によってはカット数を多く撮りたい時にポーズのバリエーションが求められます。
そこで「いつも同じようなポーズになってしまう」「ポーズのスキルを上げてプロを目指したい」という方に向けて、ポーズのスキルを上げるための5つの方法をご紹介します。
1|プロの講師から学ぶポーズレッスン
ファッションモデルやアパレル、広告などプロモデルとしての仕事を獲得したい方は、モデル実績のあるプロの講師から学ぶことをおすすめします。
どれだけ自分でポーズのバリエーションを増やそうとしても、撮影現場でクライアントの求めているポーズや表情ができなければプロのモデルとして認められません。
実績のある講師から学ぶことが1番のプロへの近道であり、レッスンで出会う他のモデルの刺激をもらうことで自分を高めることができます。
2|ポージングの教科書から基礎を学ぶ
おうち時間を活用してポージングのスキルを上げたい方には、ポージングの教科書がおすすめ。
体の角度や動きの付け方、スチールでの基本のポーズを学ぶことができます。
レッスンはスクールによって費用が高くなるので、できるだけコストを抑えてポーズの基礎を勉強したい方にぴったりです。
3|ファッション雑誌から動きのバリエーションを習得する
ポーズの基礎を身に付けた上で「いつも同じようなポーズになってしまう」「いろいろなポーズを知りたい」という方はファッション雑誌がおすすめ!
SNSやWEB上にも沢山モデルの写真はありますが、やはり紙で見る方が服装に合わせてどんなポーズが合うか分かりやすいです。
フッション雑誌に登場するのは実績やスキルのあるモデルばかりなので、ファッションフォト撮影に活かせるでしょう。
4|撮影現場の動画を見てポーズの流れを掴む
YouTubeやファッション雑誌のインスタグラムなど、最近では撮影の裏側を動画で公開している雑誌が多いのでポーズの動きを勉強したいときに役立ちます。
プロのモデルがどのような動きをしているのか、どのような流れで・どんなポーズをするのが最適なのか動画で知れるところが魅力的です。
ただポーズのバリエーションを増やすだけでなく、ポーズを固定し表情や顔の角度を変えてみたり、小物や服の袖、帽子を使ってポーズに動きをつけたり…。
YouTubeで好きなモデルの名前を検索し、憧れのモデルの撮影風景を見るのもモチベーションUPに繋がります!
5|プライベートでも色んなシーンで写真撮影を
ポーズのスキルを磨くには勉強するだけでなく、日頃から撮ることを習慣化することが大切です。
そのために、まずは自宅に自分で撮影できる環境を作ってみましょう!
三脚やライトを設置し、本格的に撮影をすることで、仕事や作品撮りでも緊張せずフルパワーを発揮できます。
そして、撮るだけでなく自分の顔が美しく見える角度や新しいポーズの研究をしてみましょう。
ポーズのバリエーションを撮りためて撮影本番でポーズに悩んだときにすぐにチェックできるようにしておくと困ったときに安心です。
自分に似合うポーズを知るためにできること
「雑誌やプロモデルのポーズを真似したけど自分には合わない…」と悩んでいる方に読んで欲しい!
自分に似合うポーズを知るためにできる4つのことをご紹介します♡
身長・スタイルを活かすポーズを習得する
憧れのモデルや芸能人を真似するのもポーズスキルアップの一つの方法ですが、自分と全く違う身長、体型、顔の人を真似するのはNG。
思い通りの写真うつりになっていない原因は、自分の身長やスタイルを理解できていないということも挙げられます。
まずは自分の体を理解し、自分の身長やスタイルに近いモデルを探してみましょう。低身長さんでも、同じ身長のモデルを参考にすれば身長を高く見せる足の動きや体の角度が見つかるかもしれません。
顔の輪郭や特徴、個性を理解する
「写真で見ると顔が太ってる印象になるのは何でだろう。」「私の顔に可愛いポーズは似合わない?」
そんな写真うつりに悩んでいる方は、顔の輪郭や特徴を知ることからはじめましょう。
丸顔さんだと手を添える位置によっては丸さが際立ってしまったり、お気に入りの髪型でも写真では顔が大きく見えてしまったりと、顔まわりだけでもさまざまな悩みが出てきます。
ですので、まずは自分の顔の個性を理解し、写真うつりを良くするメイクやヘアスタイルの研究、顔の角度を工夫してみるなど試行錯誤してみてください。
色々なファッションで撮影してみる
私服撮影の多いポートレートモデル・被写体はいろいろなファッションに挑戦してみましょう!
ダボっとした服を着るとスタイルが分かりにくくなってしまうので記念写真のような印象になってしまったり、服は可愛いのにロケーションに合っていなかったり、と服装は写真のクオリティに大きく影響します。
自分のお気に入りの服装で撮影して欲しい気持ちもあるかもしれませんが、パンツが多い人はミニスカートに挑戦してみたり、キャミソールを着て肌を出すだけでも女性らしい写真うつりになります。
モデルは常に自分をアップデート&ブランディングしなければならない職業。ファッションセンスもモデルに必要なスキルのひとつです。
撮影風景を動画で撮影し弱点を見つける
撮影中の自分の姿を撮ったことはありますか?
現場によってはカメラマンが撮影しているところをメイクアーティストやアシスタントが撮影してくれることもありますが、撮影後に見返し反省点を見つけることも大切なので自分のスマホでも動画撮影することをおすすめします。
編集後の写真データは良い写真を厳選しモデルの肌や体型を修正しているのでベストな写真しか見ることができませんが、それでは自分を甘やかしてしまうのでポーズのクオリティをあげることはできません。
撮影中の自分の動きを見ることで「ずっと同じ方向向いてたな…」「この時の動きぎこちないな」「服とポーズが合ってないな」と改善点を見つけられます。
ただし、事前に撮影をして良いかは必ず確認しておきましょう!
まとめ
以上、「モデルのポージング力UPを目指す5つの方法」と「自分に似合うポーズ知るためにできること」をご紹介しました。
本格的な写真撮影となると加工アプリや自撮りの魔法は使えない!だからこそ、モデルとしてのポーズ力を磨き、また撮影したいと思ってもらえるモデルになる必要があります。
ポーズのマンネリや写真うつりに悩んでいる方はぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。