「手タレで稼ぐことはできるの?」
「綺麗な手を活かして活動してみたい!」
パーツモデルの一つである「ハンドモデル」は、手だけで表現をすることから、「手タレ(手のタレント)」と呼ばれることもあります。
しかし、ハンドモデルという職業は、あまり耳にする機会がないため、どのようにしたら仕事を手に入れられるのかや、どのくらい稼げるのかなど、知られていない部分が多いです。
こちらの記事では、そんなハンドモデルの仕事内容や給料について詳しく解説します。
手のタレント・ハンドモデルに興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね♪
そもそも手のタレント・ハンドモデルとは?
ハンドモデル(手のタレント)とは、ファッション雑誌やCM、広告などで、手指・腕の部分のみが用いられるモデルのこと。
主に、ハンドケアやネイルケア用品、ネイルサロン、ジュエリーの広告に起用されています。
ハンドモデル(手のタレント)はパーツモデルの一つですが、他にもレッグモデル(脚のタレント)やヘアモデル(髪のタレント)、アイモデル(目のタレント)などが存在します。
ハンドモデルの仕事内容・給料について
ハンドモデルの働き方は、大きく分けて3つあります。
- 事務所に所属してハンドモデル(手タレ)として活動
- ジェルネイルのハンドモデル
- ネイル検定のハンドモデル
では、さっそく確認してみましょう♪
1.事務所に所属してハンドモデル(手タレ)として活動
ハンドモデル、いわゆる「手タレ」として本格的に活動をしたい方は、パーツモデルの事務所に所属することをおすすめします。
事務所に所属してマネジメント契約を結ぶことにより、
- ハンドケア・ネイルケア商品の広告
- ジュエリー広告
- ファッション雑誌
- CMのパーツ部分として出演
といった仕事ができる可能性があります。
事務所の公式サイトから申し込みを行い、オーディションに合格した場合には、事務所に所属をすることが可能です。
手に傷やアザ、大きなホクロなどがなく、美しい手であることが絶対条件です。
また、ジェルネイルやネイル検定のハンドモデルとは異なり、手指や腕のパーツを活かして幅広い分野で活動をするため、生活習慣や普段のケアにはかなり気を配らなければいけません。
- 水仕事をする際はゴム手袋を着用
- ソフトスクラブで角質ケアをする
- こまめに保湿クリームを塗って手荒れを防ぐ
- 外出時には日焼け止めでUVケア
- ニッパーで甘皮・ささくれを切る
上記のような徹底したケアが大切です。
それから、事務所に所属をしたからといって、すぐに手タレの仕事ができるという訳ではありません!
クライアントから事務所にきた募集に応募をし、選考を通過しなければ仕事を手に入れることはできません。
クライアント側は、手タレの実績を重視しているため、仕事の大小にこだわらず、どんな仕事にも積極的にチャレンジし、まずは実績を作ることから始めてみましょう。
【事務所に所属するハンドモデル(手タレ)の給料】
手タレの給料は、1本あたりの仕事の報酬として支払われます。
事務所やハンドモデルの実績などによっても報酬が異なりますが、だいたい1本あたり2〜10万円程度とされています。
例えば、雑誌モデルで2万〜、広告モデルで5万〜と相場が決まっています。
とは言え、手タレの仕事はオーディションに受からなければいけないため、オーディションが全くない月は、報酬が0ということもあります…。
待遇条件や相場については、仕事を引き受ける際にしっかりと確認するようにし、納得した上で契約するようにしましょう。
2.ジェルネイルのハンドモデル
ネイルサロンでは、新人ネイリストがスキルを習得したり、新しいデザインを取り入れる際の練習台として、ハンドモデルを募集しています。
ネイルサロンの公式サイトやInstagram、TwitterなどのSNSでハンドモデルを募集していることが多いです。
デザインはネイルサロン側が予め決めている場合や、ハンドモデルと相談しながら決める場合など様々です。
ネイルサロンが新しく導入する商材を試して、仕上がりがどのくらい持続するのかを確認するケースもあります。
ジェルネイルのハンドモデルになるために特に厳しい条件はなく、誰でも応募が可能です。
【ジェルネイルのハンドモデルの給料】
ネイルサロンでジェルネイルのハンドモデルをする場合、ネイリストから無料でジェルネイルの施術が受けられることが報酬となります。
自分の好みのデザインに仕上げてくれることも多いため、ジェルネイルが好きな方や美しい爪を維持したい方におすすめです。
3.ネイル検定のハンドモデル
ネイリストが検定試験を受ける際に、ハンドモデルとして参加する仕事のこと。
ネイリストの検定試験として主なものは、「JNECネイリスト技能検定試験」と「JNAジェルネイル技能検定試験」の2つです。
ネイル検定のハンドモデルとして仕事をしたい場合には、InstagramやTwitterなどのSNSでの募集に応募したり、ネイリストとハンドモデルをつなぐマッチングサイトに登録をします。
仕事内容としては、ネイリストと相談の上、何度か練習に参加をし、ハンドモデルとして協力します。
そして、試験当日にネイリストとともに試験会場へ出向き、約2時間ほどの施術を受けます。
ネイル検定のハンドモデルになるためには、皮膚トラブルがなく、美しい手指であることが大切です。
その他にも、「爪を伸ばすことが可能な方」などの条件があるため、必ず詳細を確認した上で依頼を引き受けるようにしましょう。
【ネイル検定のハンドモデルの給料】
ネイル検定でハンドモデルをする場合、ハンドモデル料として報酬と交通費が支払われます。
練習のハンドモデル料は、1時間ごとに1,000円です。
本番は試験内容によって異なりますが、10,000〜15,000円ほどの報酬を受取ることが可能です。
ネイルケアを勉強したい方や、副業として報酬を得たい方におすすめです。
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まとめ
ここまで、手のタレント・ハンドモデルについて詳しく解説しました。
- 事務所に所属してハンドモデル(手タレ)として活動…1本あたり2〜10万円の報酬
- ジェルネイルのハンドモデル…無料でジェルネイルをしてもらえることが報酬
- ネイル検定のハンドモデル…1時間の練習で1,000円、本番で10,000〜15,000円の報酬
ハンドモデルとしての働き方には上記の3つがあり、それぞれ仕事内容や報酬が異なることが分かりました。
中でも、手タレの仕事を獲得するためには、パーツモデルの事務所に所属し、オーディション審査に合格しなければいけません。
また、パーツモデルの事務所はそう多くはないため、ライバルも多く、相当な努力が必要となります。
保湿ケアや生活習慣に気を配り、常に美しい手指・腕を維持しなければいけないハンドモデルの仕事は、プロ意識をしっかりと持てる方が向いています。
手タレとして幅広い分野で活躍したい方は、まずはパーツモデル事務所のオーディションにチャレンジすることから始めてみましょう。